離婚した後の再婚禁止期間は、どの国のルールに従えば良いのでしょうか？

再婚禁止期間とは、女性が前婚の解消又は取消の日から６か月を経過した後でなければ再婚することが出来ない旨を定めた規定（民法７３３条１項）です。日本にはこのような制度がありますが、すべての国がこのような制度を定めているわけではありません。
どの国の法律が適用されるかは、準拠法を指定するルール（法の適用に関する通則法）によって決まりますが、婚姻の成立は、夫婦双方の本国法を満たさなければなりません。
そのため、重婚を避けるためには、日本だけでなく、相手の国の再婚禁止規定についても調べる必要があります。

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